「海外移籍に必須!」プレービデオ(PV)の重要性

世界各国のサッカーリーグには、移籍期間が存在します。

様々な国の移籍期間が重なる【夏(7月〜9月頃)】【冬(12月〜2月頃)】は、世界中でサッカー選手たちの移籍が頻繁に行われる時期です。

その際、選手が移籍先を見つけるために「必須」と言われるのが、「プレービデオ(PV)」の存在です。

そこで今回は、プレービデオ(PV)重要性についてご紹介します。

プレービデオ(PV)とは?

サッカー選手のプレービデオ(Play Video)とは、その選手のプレーをまとめた「個人ハイライト・プレー集」のことです(略して「PV」と呼ばれている)。

現代はインターネットが発達し、多くの選手たちのプレービデオがYou Tubeにアップロードされています。

世界的に有名なスター選手の動画はもちろんのこと、世間的にはあまり知られていない選手も同様に、多くのプレービデオが存在しているのが現状です。

なぜ、ここまで動画を重視するのでしょうか。

その要因の1つは、プレービデオの存在が選手の移籍実現に「直結」するからです。

※Footareが制作したプレービデオ

なぜプレービデオは重要?

海外移籍をする場合、物理的な「距離」の問題が生じます。

仮に国内クラブ間の移籍であれば、スカウトする選手を直接視察することは、海外クラブの選手に比べると比較的容易と言えるでしょう。

しかし、違う国のリーグでプレーする選手を視察するには、その国まで直接足を運ぶ必要があります。

※距離の問題が生じる

例えば、Jリーグのクラブがブラジル人選手の獲得を検討し、直接現地へ視察に行く場合…。

スカウトが日本からブラジルまで行くには、片道約24時間の移動と、一人あたり約20万円の飛行機代が必要です(大まかな計算の場合)。

その他にも滞在費やビザ代など、様々な費用と時間が掛かります。

選手1人に対して、その費用と労力をいつでも掛けられるようなビッグクラブであれば話は別ですが、これを実現できるクラブは世界でも限られた一部のクラブだけです。

そこで、重要な役割を果たすのが「プレービデオ」の存在です。

獲得を検討している選手のプレービデオを見れば、どのようなプレーヤーか把握することができます(もちろん100%を把握することは難しいところですが…)。

プレービデオの存在により、クラブ側が現地に足を運ぶことなく、その選手の実績や経歴を照らし合わせてオファーを検討することが可能になります。

コロナ禍で高まるプレービデオの重要性

新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年頃から、移動制限によりプレービデオの重要性が更に高まりました。

その流れは、移動制限が緩まってきた2022年現在も継続しております。

世間でオンラインの「zoom会議」が浸透したように、世界各国のクラブは余計な手間を省くために「プレービデオ」を重要視しています。

それは、海外移籍に限らず、日本国内でも同様です。

高卒・大卒の選手がJリーグやJFL等のクラブへ練習参加できない状況に陥ってしまったことが影響し、アピール手段の1つとして選手側が自身のプレービデオを作成する機会が増えました。

また、世界中のプロクラブのセレクションやトライアルに動画でエントリーできる「アプリ」も存在します。

アカウントを作成すれば、選手を探しているクラブに自分のプレービデオを送ることが可能で、スマホ1つでチームを探せる仕組みになっています。

このように、サッカー界では「オンライン化」が一般常識となっているのです。

海外の実態は?

前述したとおり、各選手が個人でプレービデオを所有し、自分自身をアピールするのがサッカー界では常識です。

日本の場合、その年齢がようやく大学・高校年代の選手たちに浸透し始めてきましたが、世界の状況は大きく異なります。

例えば、世界最大の「サッカー選手・輸出大国」であるブラジルでは、小学生年代の子供でも自身のプレービデオを作成しています。

幼いころから、各選手たちは少しでも「待遇の良いクラブ」に加入できるチャンスを伺っています。

日本ではなかなか考えられないかもしれませんが、小学生の頃から世界を意識してがんがんアピールするのがブラジルでは常識です。

You Tubeやアプリに自身の動画を投稿し、世界中のサッカー関係者からいつでも自分の才能を発見してもらえるチャンスを伺っているのです。

※ブラジルでは小学校年代から個人のプレービデオを作成する

また、アジアでの実例もお伝えします。

例えば、とある欧州のクラブでプレーしていた日本人選手が、自身の動画と経歴のみで東南アジアのビッグクラブに契約が決まりました。

クラブ側が求めていた選手像とプレースタイルが一致したことが大きな要因だったようです。

それを確認するために利用した判断材料が、まさにプレービデオの存在でした。

このように、海外移籍の際はプレービデオが非常に重要な役割を果たしています。

プレービデオ(PV)制作 サービス

Footareでは、プレービデオ(PV)の制作サービスを行っています。

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